にんじん日和

君が先に眠ってる　いつもの事なんだけど
明日はきっと言えるそうだろ　曇り出した空見習って
何をすべきかを　本当は分かっている

忘れっぽいのに今なお　愛するのはどういうわけなんだろう
分かりきってる事なのに　分かってないような気もしてる
何をすべきかは　全部知っている　雨が降り出す 

もう　どうしようもない衝動　走り出してく
ああ　いっそこのまま　流されてく　冷たくなってく

傘は持ってるのに差せないよ　生まれ方を思い出すとしようか
死に方はもう忘れて泳ぎ方を学ぼう
全ては一本の線…

全部イライラして　なんだか過激
浮き沈みはあるものさ　そんなのは承知の通り
月が半分欠けている

興奮冷めやらぬ　夜の散歩道
何もかもを大股開いて　どうだ王様のお通りだ
コウモリなんかも呼び出して

コーヒー飲もうとして微糖なんかが出てきたりして
感情が倍になって八つ当たりなんかして　飲みたいのは　ほんとはブラック

全部イライラのせい　独りで背水のGIN
見るもの聴くものが　変な膜に取り付かれている
もがけばもがくほど

ライター取り出してタバコで気を紛らわせようと
するけれど大体はそんな時に限って　オイル切れ

ライターやコーヒーや月の形やなんかも　君のちょっとした仕草も全部
巻き込みだ　ドミノ倒し　柄や形は何も無い　連鎖だ お先は暗い…イライラ…

残響が漂う夜更けに　地を這うドンドコなリズムが
足裏へ、疲れなんてなんじゃそれ　全身に連鎖して跳ねるんだ
誰もが終わりを予測した　落胆の渦に巻き込まれたと
遠くでは諦めてたりしてさ　それでもまだだと思わせて

待たないなんて　踊らないなんて　言うなよな
そりゃないなんて　くだらないなんて　言うなよな

流れ巡るものが　ドッドッと騒ぎ出して
まだ踊り続けられるだろう　リズムは鳴っている

大変だ、盾と矛が無いんだ　回転だ、脳内は戦場だ
応答が待ち侘びしくワインだ　回転だ、脳内の洗浄だ

泣かないなんて　笑わないなんて　言うなよな
知らないなんて　塞ぎたいなんて　言うなよな
「絶対、だって、どうせ、でも」なんて　言うなよな
混ざりゃいいんだって　君の…バイザウェイ　ワットタイムイズイットナウ

アタイを酔わしてって言ってよ　太陽も射し照ってくるよ
愛を燃やして　最高の倍へ
体調も万全　感動の回へ
愛を壊して　解答も無いです
アタイを酔わして　太陽も射して

待たないなんて　踊らないなんて　言うなよな
泣かないなんて　笑わないなんて　言うなよな
「絶対、だって、どうせ、でも」なんて　言うなよな
混ざりゃいいんだって　好きに…バイザウェイ　ワットタイムイズイットナウ

この匂い　この耳　この息　首筋
この脚　細い指　眼と口　君に

どんなに願ったところで　止まりはしない時間が
少しだけと待ってくれてる　そんな気分さ　だから

ハローハロー　ストレンジャー
もっと一緒に　もっとくっついてたいんだよ
ハローハロー　ストレンジャー
ぎゅっと一つに　見えないくらいに

歌と詞　物語　H,Iから2文字
となんだい　嘘と真実に　言葉に

本腰で向かったとしても　都会の駅で道を探す困難さ
体内で泊まってたかのように　大荷物でチェックアウトさ

ハローハロー　ストレンジャー
もっと傍に　もっと近くに居たいんだよ
ハローハロー　ストレンジャー
どっと疲れて　動けないほどに

ハローハロー　ストレンジャー
もっと伝えて　もっと笑い合いたいんだよ
ハローグッバイ　それじゃーまたね
今度会えたなら　君の名前を

真夜中に走る120kmのスピードじゃ振り切れないと知る
向かう先は特に決めてないが遠くどこかひと気の無い場所へ

堂々巡りの不幸なフリ　フリ　フリ
でも　そんな自分が好き　酔いしれる

笑って泣いてもがいても　何も変わりゃしないのよ　どうしよう
緩いカーブでも怖いのよ　笑っちゃいるけど不安の日
生きてりゃ良い事あるだろう　それも信じちゃいるけど　どうしよう
光のその先の向こうに　探してしまうの暗闇

虫の音も聞こえない密室の空間はとても居心地が良い
走るのもやめて脳内洗浄中で打って変わって眠気の呼ぶ方へ

笑って疲れてふかしても　未だ変わりゃしないのと思えるの
スロームードも楽しんでさ　目線を変えるのよ　フラットシート
生きてりゃ何とかなるだろう　それも分かっちゃいるけど不安の日
生きてるだけで変わるのさ　身も心もそう　フラットシート