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イメージとしては、そう、こんな感じ。
2011.8.19
不思議だなぁ、と思う巡り合わせがある。
別々の場所で知り合った友人同士が、実はつながっているということ。
立て続けに何度か起こったりする。

私はどちらかと言えば、超常現象とか、霊能とか、ないと思っているタイプですが、
それでもまあ、説明のつかない不思議なことはある。

信じるとか信じないとか、そういう切り口がそもそも、ね。
それを無理矢理に関連づけようとしたり、
こたえを急ぐ必要がないということかな。

すべて、たまたま偶然、なのである。
そして、その、たまたま偶然、がすべてなのである。
2011.8.02


今年は蝉が鳴かないね。

というフレーズを毎年聞いているような気がする。
そして、実際、蝉が鳴かないまま夏が終わる、
ということも、ないような気がする。

毎年夏はやってくるし、毎年蝉は鳴く。

でも、そのことをちょっと疑ってしまうくらい、
私たちは不安な時代を生きているのかもしれないね。


日本人は、特定の宗教を持っていない人が多いし、
何か、こう、不安になりがちなところもあるのかもね。

蝉は、1週間しか生きられないって聞きます。

たしか、中学の頃、英語の教科書で、
mondayはこれをやって
tuesdayはあれをやって


sundayに天国へ行きます
というような蝉の一生を題材にした話があったような。
(キオクはとても曖昧)

もし、その1週間で、最愛の蝉に出会えなかったら、
どうなっちゃうんだろう。
私は中学以来、そんな心配をずっとしております。

しかし、蝉は圧倒的に地中での暮らしが長い。
そこで、最愛の蝉の幼虫に出会っているかもしれない。
そうであれば、私の心配は余計なものである。
覚めてみると、

なんだったんだろう・・

と肩すかしというか、熱くなった自分に
ちょっとした恥ずかしさを感じることがある。

一瞬、「やった」と思ったことが、
一晩明かせば「大したことなかった」に劣化してしまう。

それを、冷静と呼ぶのか、
それとも、機を逸したと呼ぶのか。

冷静でありながら、機はしっかり捉えたい。
それは、欲深く、罪深いことなのでしょうか。


しかし、何ごとにもタイミングというものがある。

若かりし頃、好きな人に想いを伝えたら、
「タイミングが悪い」と言われてフラれたことがあった。

その時は、「何だよタイミングって。意味分からん」と思ったけど、
今はなんとなく分からないでもない気がする。
私も大人になりました。

いささか冷静さを欠いてでも、
その機を捉えようと必死であることが良しとされる年頃はちょっと過ぎた。

冷静、かつ、機を捉えきる

これは大変だよね。でもやらなくちゃね。
2011.7.25


目紛しく過ぎていく。

しんさいと

を変換すると、「新サイト」だったのが、
今はもちろん、「震災と」になる。

男子サッカーがアジアカップで優勝したとき、
なでしこジャパンのW杯優勝は予想できなかった。

しかし、それ以上に、
その勝利が意味する価値の大きさは、
もっと予想ができなかった。

音楽が音楽として居続けられることの危うさと難しさを感じながらも、
自意識過剰になっては本末転倒と思う。

そもそもなんのしがらみもないからこそ、
私は音楽を愛しているし、今後もそうでありたいと思う。

ただ、受け手は無視できない。
ここは、非常に難しい。
とりあえず、先人に見習うしか思いつかない。
歴史を勉強しなくては・・・。
高校時代の自分を恥じている今日この頃。

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キオクノオトは、佐野彰彦の音楽プロジェクト名。2005年に初ライブ。同年7月にMIDI Creativeよりリリースされた、その年急逝したフォークシンガー高田渡...

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