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2016.5.26
18歳の時、友達が突然
「今見ているものは無色透明の原子の集まりだから幻のようなもので
私が見ているものと、まりながみているものは全く違うかもしれないらしい」
と深刻な顔で言い出した。

友達は進学、私はバンドマンフリーターだった。
きっと友達は入ったばかりの大学の授業で所謂「原子論」を習ったのだろう。


中学の時、理科の授業で分子の模型みたいのを作った時も
「これは分かりやすいように色がついていますが、本当は原子は透明ですよ」
と先生が言ってきた。 
先生は結構歳がいっているのに下北沢女子みたいなふんわりした格好で三つ編みをしていた。それでいてビン底メガネで、私はその外見を正直、ちょっと不気味に思っていた。 

「あ」

と思った瞬間にふっと我にかえったら全部が無色透明で
その不気味先生の姿もなく、本当に何もなく
私の脳が見せた幻想だったらどうしよう、と思った。

どうしよう、といったが本当はどうしようなんて思っていなくて
そうだったらとても気持ちが楽だと思った気がする。
たまにこの事を思い出してこの世は夢幻だと言い聞かせて逃げる。


友達にこの話を聴いた後自分で少し調べたら、難しい言葉だったしうろ覚えだけど
人の死も原子の活動の一つで、死んだら体を構成している原子が空気中に戻るみたいなことが書いてあった。
知り合いが亡くなった時、式場でそれを思い出して、
今煙草をすったら空中で会えるんだろうか、と思った。


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2016.5.26(thu)
Beat Happening!下北沢5DAYS最終日『超楽曲派達』
下北沢BASEMENT BAR
ゆゆん / 寺嶋由芙 / 指先ノハク / Mayu / and more!
open 18:30  start  19:00
ticket ADV 2500 / DOOR 2800 (+1D)


2016.5.14
最近ベースをやっている。
これが楽しくて仕方ない。楽しいも何もコードにそって弾いているだけだけど。
楽器を始めたばかりのころを思い出す。

 
初めてギターを持ったのが小学六年生のころ。
アコギで井上陽水の「夢の中へ」を練習した。中学生になるとスピッツのコード譜本を買って、部屋でひたすら弾き語っていた。
気づくと何時間も経っていて外は暗くなっている。休日があっという間に終わってしまった。


そんなふうにベースを弾き出すと何時間も弾き続けている。
あ、私ギタリストだと思い出してギターに持ちかえるけど、
あともう少し・・・でまたベースを弾き出してしまう。その繰り返しだ。

そもそもどうしてベースなのかというと
私の友人、そしてゆゆんの物販係である「加湿器ちゃん」こと、モエコがバンド編成でライブをやるらしくそのライブでベースがいないということで、私が弾くことになったのだ。
しかしベースなんて弾いたことがなかったのでとても不安だった。
というか今も不安だ。本当に出れるのかな?まあ、いいや。
だから今、モエコの曲のベースを練習している。


モエコはもともと「mogas」というパンクバンドをやっていて私は個人的にファンである。
最近は弾き語りでたまに巣鴨の居酒屋でライブをやったりしていて、これには私もよく観に行っている。
この巣鴨の居酒屋がとても好きで、マスターが面白い人なんだけど・・・という話は長くなるので省略する。


モエコの曲で「マツモトキヨシにいかなくちゃ」という曲があるのだが、この曲の二番にこんな歌詞がある。

「君が死にたいって言ってたって聞いて私、少し嬉しくなった 後でそれが間違いだって知って悲しくなった」

今回、私がベースをやるにあたってモエコがわざわざ歌詞を送ってきてくれたんだけど、なぜかそこにはこの部分の歌詞が書かれていなかった。
でも私はとても良い歌詞だなあと思っている。


ティーンの時期は毎日、自分と同じ気持ちの人が現われてくれるのを待った。
教室にいるとお腹が痛くなって、途中で早退する人がこの学校には自分以外にいないというのは、ただただ惨めで悲しい気持ちだ。
辛いよね、といえば辛いといってくれて数ある地獄の中でも同じ地獄に落ちている人をそれこそネットで探したりもした。
自分とまったく同じ人なんていないのに、だいたい同じでしかも私よりもちょっとより辛い人と出会いたかった気がする。
とても独りよがりで拙い感情だ。

でもいつからか自分と同じ気持ちの人を探さなくなった。
どうしてかわからない。たぶん当時のことを催眠術とかでこと細かに思い出して、
頭を使って何日間もようく考えれば思い出せるのかも知れないけど、もうそんなことをしなくても良い。


だからモエコはこの部分の歌詞を書かなかったのかしら。
でも私はこの歌詞がすごく好きだなあ。
いつかの私もたぶん、やっと自分と同じだって思ったけどやっぱり違かったって勝手にガッカリしてたし、誰かにそう思わせたのかもしれない。




2016.4.27
バイトで他の売り場の人と話すことはあまりない。
仕事の話や電話をつないだりはたまにするが、友達のように親しくなる人はほとんどいなかった。

忘年会に参加した時に聞いた話によると
私はどうやらちょっと話しかけにくい人、ということらしい。

そんな私によく話しかけてくる人がいる 。
最近この職場に入ってきた人だと認識しているが歳は同じくらいかちょっと上で
いつもニコニコして腰が低い男性だ。
私は心の中で彼にドエム太郎という酷いあだ名をつけていた。


その太郎が
「まりなさんはバンドをやってるんですってね!」
と話しかけてくれて
そこからたまに話す仲になって今日、太郎がやりたいことがあって上京してきた人間だという事を初めて知った。
どうして東京に来たのか、なにになりたいのかと聞いたら 「手品師です」と答えた。
実際にバーとかレストランのショーにも出ているという。

じゃあちょっと1つみせてくれと言ったらそこにあった輪ゴム2つを使って手品を見せてくれた。
絶対暴いてやるとおもってよく見たけど、絡まったはずの輪ゴムがどうして一瞬でするっと外れるのか分からなくて私はすごいすごいと言った。
ドエム太郎はニコニコして「いやあ全然まだまだですよ」
と恐縮した。
いや、でもすごいよ。マジシャン目指してる人なんてあまりいないしとひたすら感心し続けたら
「褒めても何も出ないですよ」
と言ってきたので
「なんだ、鳩くらい出しなよ」と言ったら
太郎は、え?という顔をして立っていた。


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5月は5本もライブがある。
すごく楽しみだけど緊張しいなので気合を入れていかなきゃなあと思う。
この前初めてライブでやった新曲は個人的にとても気に入っている。
なにが気に入っているかというとまず、初めてパワーコードというものを使っている。
自分がちょっとギタリストっぽく感ぜられて気に入っている。
あとは一番の
「洗面台に飾ったお花 陽も当たらないのにまだ咲いている ずっと長いこと咲いている」
という歌詞が好きだ。
ライブに来た際には是非この二点に特に注目して聴いてほしいと思う。


http://www.music-scene.jp/yuyum/show/
2016.4.03
夢の中でライブをしていたんだけど
途中で突然演奏が止まってしまってなんかよくわからないまま怒鳴る夢を見た。
「え?なんで演奏止めるの?早く続けてよ!」 
ステージが暗くてメンバーの顔が全然見えなくて終いに私は泣いた。
わーっと声を出して泣く。声を出して泣いたのは近年だと二度だけと記憶している。
一回目は身内が入院して入院手続きをしたその足で遅れてスタジオに 行って
ちょうどその時メンバーと少しもめていたのもありスタジオ内の空気が重くて我慢できず泣いた。
あともう一つは秘密だ。


印象的な夢を見たら起きてすぐ携帯のメモ機能にかんたんなメモを残す。 
なんか気分悪い夢だったな、残しとくかと思ってメモを開いたら
最近の日付ので「五千円マニア」というメモがあった。
ゴセンエンマニア・・・これなんだっけと少し考えたのち30秒くらいですぐ思い出した。


その日、お昼ご飯を食べる時間がないままバイトを終え、
そのまま個人練でスタジオに入った。
新しいエフェクターを試していたらだんだん耳が麻痺してきて音が大きくなっていき
お腹がすいているのもあって目がぐるぐる回った。
スタジオを出て夜ご飯を食べるところを探して結局、牛丼屋に入った。

牛丼並を頼んでもくもく食べていたらレジの方から
「五千円ねえのかよおおおおお!!!!」という怒号が聴こえてきた。
見るとサラリーマンの男が店員に向かって千円札の束を見せながら怒鳴っている。
店員は外国人のようで「ゴシェ・・・?」と答えるだけで意味がわかってないようだ。
「五千円だよおおお!なんで千円札で返してくるんだよ!五千円んんん!」
つまり客が会計で一万円札を出したが、五千円札がレジに入っていなく全て千円札でおつりを返したようだ。それで客がキレていた。

ああもう、うるさいなあ。此方人等ご飯食べてるんだよ早く出ていけ。
と心の中で念じたがなかなかしつこく怒鳴っている。


ふと、ひょっとしてこの人は五千円マニアなんじゃないか?という考えが頭に浮かんだ。


全国を巡り五千円を集めているコレクターの人。
色んな場所で五千円札を手に入れるためだけに会計で一万円を出し続ける。それは大変な労力だろう。

そんなことを考えて気を紛らわせていたけど
「おい!五千円だよ!」
と怒鳴り続けるサラリーマンの声にいよいよ我慢できなくなってきたので
しかたないなあ、五千円くらい私が両替してやるよとうんざりしながら、ちょっと音を立てて箸をおき、財布の中身を見たら
二千円しか入っていなかったのでそっと財布をしまって何事もなかったように食事に戻った。




2016.4.03(sun)
nana×Skream! presents コレサワ SPECIAL LIVE
渋谷CHELSEA HOTEL
コレサワ / 絶景クジラ / まいなん / ゆゆん [オープニング・アクト]ゆん*お花をたべるかかり

open 17:30 start 18:00
前売り ¥1,000 当日 ¥1,500 (with 1 drink)
今日は渋谷でライブです。よかったらぜひ。
一日部屋で寝て過ごす。
なんかちょっと悲しい夢を見たのはツアーがおわってさみしいと思っているからだと思う。 

2/7、8、9と名古屋、高松、大阪でライブだった。
3日連続でライブをするのも、ゆゆんとして西に遠征するのも初めての事で本当に楽しかった。
ライブハウスの方、見に来てくれた皆様本当にありがとうございました。
観に来てくれた、と一言にいうけど本当に嬉しいしありがたいことだ。

ゆゆんを聴いてくれてライブに来てくれて、本当にありがとうございました。
東京から来てくれた見知った顔の方も何人かいて、凄く心強かった。勝手に元気付けられました。 


3日間、挫・人間と一緒にまわった。
挫・人間はステージでもあんなに面白いくせに普段もずっとあのテンションでふざけていて
全く愉快な人たちだった。
ちょっと離れたところで挫・人間のみんなが話している声が聞こえると私は何回も一人でにやにや笑った。
学生の頃、クラスの男子が話していてそれがすごく面白い話しだったんだけど
私は遅刻欠席ばっかりの不良で、その人たちと話したこともなかったからなんとなく笑うのを我慢したことが何度かあったけど
そんな事をちょっと思い出しながら、今度は我慢しないで良く笑った。


良く笑ったし、車の中でよくしゃべった。
全員、体調を崩すこともなく元気に終われてよかったと思う。
美味しいものもたくさん食べた。

ただただ楽しかったな。好きな人たちだけと何日間もいて嬉しかった。
日本マドンナの時に観に来てくれていた人が、今回観に来てくれていたのも本当に嬉しかった。
ギターがうまくなったと言われたし、また行けるように頑張ろうと思う。
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